弱虫 苦手 劣等感

運動不足解消に夜道を散歩。

ブランコ発見して、久しぶりに漕いでみた。

 

やっぱり大人になっても苦手だし怖さは変わらない。

子供の頃周りの子達は、ブランコから飛んで着地の距離を競い合っていた。

横目で見ながら自分も何度か試みてみた。着地失敗して傷を増やした。それ以来、飛ぶ前から怪我をするイメージしか湧かなくてやらずにやめた。

運動得意な子って羨ましい。縄跳び二重跳び、三重跳び。マット運動、逆上がり、かけっこ、水泳、、、どれも不得意。

勉強も出来ない。

100×0は0  が納得出来ない。無かった事になってしまう100がなんか切ない。

履歴書やエントリシートの得意なこと・長所の欄は、いつもペンが止まる。

 

高所恐怖症だから鳥に憧れないし、飛行機も好んで乗りはしない。

ドームやスタジアムの観客席も傾斜が苦手だから行かない。

泳げないから水中もだめ、海やプール行きたくない。泳げそうな顔してるって言われるけれど。

足が遅い。50m8秒台。100mは17秒台。加速せずに失速する。なのに中学サッカー部の時は、サイドバック。裏取られまくり。

手の平の肌弱いから、水仕事やテープ類の粘着物は極力触らない。冬の赤切れ本当嫌なんだよな。学生時代、皿洗いのバイトしていると必ず、指紋がなくなったのかと思うくらい肌が荒れてしまう。

平地でも人混みや一人になる時間が少ないと過呼吸を起こす。

映画館も座席の間隔、セリフが聞き取りにくい時があって居心地が悪い。

空調の効いた部屋で一人過ごす以外に心地の良い居場所はない。

通信簿は、ほとんど2(5段階評価で5が一番良い)。偏差値は40。

そのくせ何にも努力せずに天才やヒーロー、運動会のアンカーになりたいと思っていた。

まずは平凡・普通・一般的・凡人を目指すべきなのに。

 

大きい声の人苦手。でも小さ過ぎる人も聞こえなくて苦手。

食べ物粗末にする人、苦手。

人見知りはしないけど、人付き合いは苦手。

旅行や出張などで外泊すると、便秘になる。

 

背が低い、髪が細い・少ない・柔らかい。どんなにジェルやワックスを付けても、根元から寝ている前髪は上がらない。学生の頃流行っていたツンツンな髪型は出来ない。雨の日は癖毛がうねり出す。

髪は薄いのに、体毛は濃い。この毛根すべて頭に持っていけたらいいのに。脱毛したいのに植毛したいパラドックス。肩まである腕毛と腰の毛が本当嫌だった。今は、VIOも含む全身脱毛したので解消している。

指も脚も一物も短い。大きいのは、笑い声だけ。

 

ブランコ乗ったが為に襲ってきた劣等感と苦手なもの。

とは言え、なんとか38年間生きてこれている。だから自分を卑下してばっかりいるのはやめよう。

自分の弱さだけは自覚している。

大切なのはきっと、これから何なら出来るか、何をしたいのか?を考えて考えて行動して、また考えて、、その繰り返しなのかな。

なんでもいい、夢中でいられる時間を増やしたい。

鏡に映る全裸の自分は、一体何が出来る?何がしたい?どう生きたい?