歌 ♯4

『行く宛のないメッセージ』 

 

遅く起きたサンデー 遊ぶ人いなくて         

行くあてもないまま              

何も考えず辿り着いたこの店             

ここに通えるなんて思ってもいなくて 若者との境目     

やっと居場所見つけたのに   

受け入れてくれたあなたから 終わりを告げられ

俺はどこに行けばいいの              

 

彷徨う想い出 無くなる面影

あの場所の トイレ           

あの場所の うなぎ               

これでいいのか これでいいのか         

もう観れない 屋上の景色            

 

変わりゆく街並み いつか来る終わり       

立ち尽くしたまま               

折り合いつかず一人御礼一礼           

同志と共に行く宛のない手紙 紙とペンでメッセージ   

下り坂 味わう苦味    

お気に入りの無地のノート 中々売ってない

俺はどこで買えばいいの                               

 

彷徨う想い出 無くなる面影

あの場所の 本屋

あの場所の 文具

仕方ないのか 仕方ないのか

もう乗れない エレベーター

 

親父の戯言 独り言

校長の話みたいにつまらない話 笑いたきゃ笑え

重さも手触りも感じない

これでいいのか 仕方ないのか

便利になったが想像力欠けてないかい

コスパや効率も大事だが 無駄も無駄じゃない

それぞれ好きな花を咲かせたらいい

でも根や幹は一緒でいたいな

会える時に会っとけ 行ける時に行っとけ     

動画も良いが 本を読め